2026/05/29
今回はこんなものを結構真剣に探して手に入れました。
どこに使用するネジか分かりますか??
これらはクラシックフェラーリ(1960 ~ 1970 年代頃)の内装パネル固定用のマイナスネジとフィニッシングワッシャーです。
もしこれらの年式のお車を所有されているオーナーさんがこのブログをお読みであれば、お車のドアパネルのネジがどんなものが使用されているか見てみて下さい。
結構な確率でプラスネジのはずです。
理由はなかなかこのマイナスネジって手に入らないからです。
ただ単にマイナスネジであれば OK って訳ではないです。
実はこのマイナスネジだけでもここまでたどり着くのに数年掛かっています。
その間も何回も取り寄せてはダメ、取り寄せてはダメの繰り返し・・・ようやく「いいね~」って感じのネジが見つかりました。
ただ・・・金額は高いです。ネジ 1 本でも数百円になります。
正直この日本で需要があるのか疑問です。
既に大喜びで購入して下さった変態さんはいますが(笑)
ネジの太さや長さもあります。
もしご興味ございましたらご面倒でも メール でお問い合わせ下さい。
2026/05/27
クラシックフェラーリ、クラシックランボルギーニ、クラシックマセラティ、その他クラシックイタリアンカーの部品を探す仕事をしていると、ここ数年でかなり時代が変わってきたなと感じています。
以前よりも円安が進み、海外送料も高騰。さらにヨーロッパ現地での部品価格自体もかなり上がってきています。
フェラーリ純正部品も、「昔は普通に買えたのに…」という物が本当に増えてきました。
生産終了になっていたり、納期未定だったり、ようやく手に入れても以前とは仕様や生産国が変わっていることもあります。
もちろん機能的には問題ない場合も多いですが、クラシックカーの場合は単純に ”使えれば OK” という話でもありません。
例えば、ゴムホースの質感、ネジの雰囲気、マフラーの形状、オイルフィルターの見た目や色… こういう細かな部分でも、車全体の空気感はかなり変わります。
最近は現代車と同じような感覚で、「Amazon みたいに直ぐ届く」「検索すれば全部出てくる」と思われる方も増えてきました。
確かに今の時代は本当に便利です、私も Amazon はまぁまぁ利用してますので。
でもクラシックカーの部品探しは、実際にはそんなに簡単な世界ではありません。
同じ車種でも年式や車体番号、仕様国で違ったり、過去の修理で別部品に変更されていたり、そもそもカタログ通りでなかったり、部品番号が存在しなかったりと。
そのため、たとえボルト1本探すだけでも、古い資料を確認したり、海外へ問い合わせたり、寸法を調べたり、写真で見比べたりと、思っている以上に時間と労力が掛かっています。
特にクラシックモデルは、” 個体差 ”との戦いであったり、謎解きだったりする部分もあります。(笑)
そのため、お問い合わせを頂く際は、出来るだけメールや FAX にてご連絡をお願いしております。
車種、年式、車体番号、アッセンブリ番号、現車/現品写真 などの情報を一緒に頂けると、確認作業がスムーズになります。
電話ですと、どうしても情報が限られてしまい、その場で正確なお返事をすることが出来ません。
商品の価格も高く、間違いをなくすためにもお時間を頂きながら確認を進める必要があるということをご理解頂けますと幸いです。
私も単純に「部品を売る」というよりは、「その車の雰囲気を出来るだけ壊さず、どう維持していくか」を大切にしながら日々部品を探しています。
便利な時代になったとはいえ、クラシックカーの世界は、まだまだ人の経験やネットワークに支えられている部分が大きいなと日々感じます。
でも、そういう少し不便なところも含めて、クラシックカーの面白さなのかもしれません。
2026/04/27
とても稀ですがフェラーリ F40 用のラジエーターサブタンク(エキスパンションタンク)のオリジナルと社外品を別々のお客様から同時にご注文を頂きました。
せっかくなので比較してみましょう。
こちらはアルミ製の社外品。
そして、こちらが純正品。
デザインはほぼほぼ同じです。
まぁ社外品の方が仕上がりが良い気もしますが、30年以上も前のモデルなのでオリジナルの方が雰囲気は合いますね。
お値段は純正品の方が社外品よりも2倍強お高いです。当たり前ですが。
多分社外品取り付けていても気づかないレベルではあります。
2026/04/10
春になったので少し事務所の整理をしていると・・・なにやらいっぱい出てきました。
フェラーリ「純正」ステッカーたち。
かなり前にイタリアから輸入しましたが完全に忘れて引き出しの奥に放置していました。
大小様々なステッカーたち。
これら各ステッカーが数十枚ずつありました。
ということでこちらも当社ネットショップで販売します。
クリックポストでお送りしますので送料は無料です(せめてものサービスです)。
ネットショップは コチラ から。
2026/03/31
昨年 10 月のブログでフェラーリ 308 用フロントウィンカーレンズについて書きましたがその続きです。
前回は比較的安価で入手できる「CARELLO」のロゴ入りの社外品で、左右のオレンジ色の濃さが合わないという話でした。
その後、更に色が合うように何個か取り寄せましたが残念ながら良い組み合わせができず、おまけにヤバいのも届きました・・・
そこでもう覚悟を決めて高い純正品を左右で取り寄せました。
純正品と今回届いたヤバいレンズを比較してみます。
分かりやすいように並べてみましたが、右上のオレンジ色の濃いのが現在供給されている「純正品」です。
クリアー/オレンジのレンズだけで比べるとこんな感じです。
オレンジ色の濃い方が純正品。
画像では確認し辛いですが、クオリティは純正品の方が良いです。
問題はココから。
下の画像は純正品に入っている浮きだし文字の番号「11.297.716」、当然この番号も社外品の安価なレンズには入っています。
下の画像は安価なレンズに入っている同じ番号・・・明らかに書体が違う。二重に見える部分も・・・
そしてこの番号の隣には「MADE IN ITALY」の浮き出し文字がありますが・・・
な、なんと安価なレンズの方にはこの文字がありません・・・
そして極めつけはコレ!!
こちらは純正品の CARELLO の浮き出し文字。
そしてこちらが安価のレンズの CARELLO・・・いや違う・・・CAAELLO になってる(笑)
本来 CARELLO の三番目の文字(アルファベット)は「R」なのに「A」になってますね。
多分作った隣国の奴らは CARELLO なんて言葉知らずにこんな感じかな?って作ったんでしょうね。完全にアウトです。
今まで入手してきた安価なレンズはこのようなことはなく、オレンジ色の濃さのバランスが取れないことが問題でしたが、さすがにこのようなレンズが届くようになったので残念ながら取り扱いは中止します。
まぁ私自身が何かの機会で現地に行くことがあれば、自分の目でみて良さそうなのを選びますが、外国人に選んでもらうことは諦めます。
今後はお高いですが純正品のみを取り扱う事にしました。
2026/03/26
フェラーリ Dino 246GT のドアを開けると赤く点灯するウォーニングランプ。
当時物ではないですが 2 個ご注文を頂きましたので取り寄せました。
フェラーリ Dino 206/246GT のバイブルでもある「Dino Compendium」によるとこのウォーニングランプは CARELLO 18.460.716 がオリジナルとのこと。
今回取り寄せた物は Altissimo 製。
この時代、多くのライト関係は CARELLO ですが、他にも Altissimo や Hella も使用されていました。
年々オリジナルを探すのが非常に困難になってきており、仮に見つかってもビックリするような金額になっています。
当社もオリジナルへの拘りは強い方ですが、何でもかんでもオリジナルが正しいとは思っていません。
正直オリジナル風だったり、当時の雰囲気を壊さないパーツであればそれで OK です。
それよりもストレスなくエンジンが始動して、ストレスなく乗れるクラシックカーが一番ではないでしょうか?
2026/03/19
久しぶりに見つけました、NARDI ステアリングホイール用のフェラーリ純正ホーンボタン。
最後に入手したのは 2009 年、今から 17 年前です。
探して探してなんとか手に入れました。
こちらはお客様からのご注文分ですので当社に在庫はありません。
オリジナルの「PERSONAL」製です。
海外に注文すると結構違う物送られてくるんです・・・
2026/03/05
フェラーリ F355 のオイルホース 4本と、F512M のオイルホース 3本を国内で修理してもらいました。
最近はこれらオイルホースの純正供給が終了していたり、供給があってもとんでもなく高かったりと・・・
こちらは F355 用の修理前の状態です。
そしてこちらが修理後の状態です。
パッと見は綺麗になった程度にしか見えませんが(笑)このホースの布カバーの下にあるメッシュホースたちが新品に変わっています。
そして重要なのはカシメです。
これらのホースは全てカシメも新しくなっています。
基本的には口金は再利用をしますので、まずはこの口金が再利用可能な物でないと修理が難しいです。
こちらは F512M 用の修理前の状態です。
そしてこちらが修理後の状態です。
費用に関しては現品を修理工場に送って検査してもらってからでないと正確な金額や納期はお答え出来ません。
大変ご面倒ですが、お問い合わせは メール かファックス (058-253-7572) にてお願い致します。
2026/02/25
事件です。
先日手持ちのオイルフィルターがなくなりそうでしたので補充のため海外に発注しました。
とにかく金額だけいつもと同じか確認して、「もうちょっと円高にならないもんかね~」と独り言言いながら発注しました。
数日後、早速海外からオイルフィルターが到着したのでいつも通り何も考えずに検品のため箱を開封すると・・・ん!?なぜ黒色?
数秒固まりましたね、なぜっ?て・・・
もう一回箱確認して、現品確認して・・・インボイス見てみて・・・間違いはなさそう。でもなぜ黒色?
そうなんです、今回取り寄せたフェラーリ 308/328/BB などに使用されている UFI 製の白色のオイルフィルター (品番は 191993) がなぜか白色から黒色に変わっていました。
写真左側の白色が今までのオイルフィルター、そして右側が今回到着した黒色のオイルフィルター。
UFI の品番 23 162 02 ももちろん同じ。
箱にはちゃんと「FERRARI」と印字されているし。
一瞬コピー品か?と思い供給元に聞いてみました。
すると現地の担当者も色が変わっていることを知らず、こちらからの問い合わせで初めて知った様子でした。
でも出どころは間違いなく正規の UFI の代理店からだそうです。
おまけに旧オイルフィルターは「MADE IN ITALY」だったのに、新オイルフィルターは「MADE IN CHINA」に変わっていました。
なんか妙に怒りを感じたので UFI FILTERS SpA の本社に問い合わせてみましたよ。これ本物か?って。
すると UFI 社からちゃんと返事がきまして、オイルフィルターは以前と同じで製造国が変わりましたと。
まぁ世の中ほとんどの製品が中国製なので今更ビックリはしませんが、フェラーリのパーツもとうとう中国製になっていくのかと時代を感じてしまいました。
確かに大企業の BOSCH とかでもドイツ製の製品は減り、ほとんどは東ヨーロッパ製ですしね。
品質も問題ないか聞きましたが、もちろん大丈夫と。
であればなぜ黒色にした?白色で作ればいいのに。そこは無回答でした。
旧オイルフィルターは頭の部分にフィルターレンチのカップがはまる段差(フルートって呼ぶのかな?)がありましたが、新しい黒色のオイルフィルターは段差なしのタイプ。
この辺もコスト削減なんでしょうか。
詳しい事情は分かりませんし、一人でごちゃごちゃ言っても変わる訳ではないのでそうそうに割り切って、旧オイルフィルター(白色)と新オイルフィルター(黒色)の2種類を選べれるようにしました。
ただ、残念なのことは白色は安価で入手出来ていたところはもう全て黒色に切り替わってしまいましたので高い金額の物しか手に入らなくなってしまいました。
365BB/512BB/512BBi は見えない所に付いていますので黒色でも問題ないでしょうが、308 や 328 などの V8 モデルはエンジンフード開けると思いっきり見えるところなので慣れるまではちょっと違和感ありますね。
クラシックフェラーリのオイルフィルターも数千円で買える時代は終了しました。
2026/02/19
凄いことになってます、フェラーリ テスタロッサ用のラジエーターサブタンク!!
少し前は「ちょっと高くなったなぁ~」ってのんきなこと言ってましたが、現在はなんと新品で 70 万円くらいになってます!!
とりえず 70 万円になる前に 2 個は確保しましたが 1 個は既に売却済です…
意味不明なのでなんでこんなに高騰したのか、間違えじゃないのか?とフェラーリに聞いてみました。
理由は大量に発注するのを辞めたから単価が高くなったと。
要するに今まで例えば 1 個 5 万円で 100 個発注していたが、発注数を 100 から 10 に減らしたという事。
1 個 5 万円で 100 個だと合計で 500 万円、でも 10 個だけ作ると 1 個の単価は 50 万円になる、こんな感じか。
正直この金額で購入する超お金持ちさんは世界にどれくらいいるのか?さすがフェラーリ様。
ということで安くはないですが手持ちのラスト 1 個を販売します。
通常は付属しませんが、ネクストワンから購入すると自動的に(勝手に)サブタンクキャップ (0.9 BAR) とステッカーが付属します。
ネットショップでご購入頂けます。コチラ。
直接 メール にてお問い合わせ頂いても大丈夫です。
そうそう、他にも事件は起きてます。また後日…