2023/03/06
1970 年代中頃くらいまでのフェラーリ(キャブ車)に使用されていましたデスビのポイントです。
写真のように白色の配線の長さが違うポイントが各デスビに 1 個ずつ付きます。
シングルデスビなら写真のように配線が短いショートリードが 1 個と配線が長いロングリードが 1 個付きます。
ツインデスビなら 2 個ずつですね。
最近はこのポイントを使わないようにポイントレスにしたデスビになっているクラシックモデルも多いです。
当社ではポイントは常時在庫しておりますのでお気軽にお問い合わせ下さい。
2023/03/03
やる気スイッチが入ったのでフェラーリ Dino 246GT 用のプラグコードを作ろうと思ったら・・・
部品足りなかった・・・
またしばらく部品待ち・・・せっかくやる気スイッチ入ったのに。
2023/02/09
ご存じの通り?私は結構な拘りのある人間です(笑)
ですのでステッカー 1 枚製作するにしても拘ってしまいます。
最近は海外でもまぁまぁ拘って色々なパーツを作っているところもあります。
ちょうど比べることが出来るパーツがあるのでご紹介しますね。
まずはこちら、ステアリングのホーンボタン。
左側が拘って作られたホーンボタン、で右側が今まで意外と簡単に入手出来ていたホーンボタン。
まぁ気にならない方はスルーして頂いて大丈夫なんですが、拘りある方が見れば、「お~なかなかのもんだ」と思うでしょう。
素材や細かなところ、書体の色までも結構拘って作られています。
その代わり当たり前ですが、金額は当然お高いです。
そしてこちらはホイールハブキャップの中央に付くエンブレムです。
左側が拘って作られた物、右側がそうでもない物です。
説明する必要がないくらい比較すると良く分かりますよね。
昔は中古車市場にいくらでも出ていた Dino 246GT ですが今では結構な価値があります。
細かなところまで気にする価値のある車両になったんだと思います。
2023/02/01
お客様からご注文を頂いておりましたフェラーリ Dino 246GT 用のエンジンマウント(一台分)が到着しました。
Pirelli 製のオリジナル品は既に生産/供給終了しておりますが特に Dino のパーツに関しては世界中でリプロ品やレプリカ品が入手出来ますのでまず安心です。
何でもかんでもオリジナル品を勧める訳ではないです(笑)
ゴム製のパーツなんて当時物見つけたって劣化で逆に危ないくらいですのでそういった物は当然リプロ品で OK です。
エンジン内部に使用するパーツも当時物使用するよりは現在生産/販売されているリプロ品や社外品を使用した方が材質も当時より良くなっていますし精度も良いので安心です。
あとは毎回言ってますが「雰囲気」ですね。
2023/01/05
新年は本日 5 日から営業スタートです。
まずはこちらから。
当時物 MARELLI 製イグニッションコイル BZR201A です。
正直代わりになるイグニッションコイルは BOSCH 製でも MARELLI 製でも安価で入手出来ますが、やっぱりこれが付いていると見た目違います。
クラシケ取得するなら必要でしょう。
Dino 246GT 以外にも 1960 年代や 1970 年代のフェラーリに使用されています。
残念ながら安くはないですが 1 個だけ在庫ございますのでご興味ございましたら メール にてお問い合わせ下さい。
2022/12/22
相変わらず色々試しています(笑)
今回はフェラーリ Dino 246GT Tipo-L 用のステアリングハブ関係です。
現在違うステアリングホイールが装着されているので今回ウッドステアリングに交換予定ですが、基本的にオリジナルのウッドステアリングやホーンボタン、ハブなんかは全く手に入りません。
と言うことで色々と調べて最終的には取り寄せてみて合う物、雰囲気良い物探しています。
ホーンボタンとハブは良さそうです。
でもステアリングを取り付ける 6 ヶ所の穴のピッチが合わないとまた別の方法考えないといけませんが・・・とりあえずピッチは大丈夫そう。
ウッドステアリングは年明けしか入ってこないのでそれまではステアリングなしで合うか確認です。
センターリングも別の所から届きましたが・・・
残念、大き過ぎて合いません・・・
このセンターリングも 2 種類はあるようですね。
センターリングに関しては年明けに再度チャレンジします。
合わなかったセンターリングはどうするか?不良品ではないのでイタリアへの返品は出来ません。
当然在庫になります・・・でも仕方がないです、こうやって取り寄せてみて合わせてみないと使えるか分かりませんので。
海外の人って(もちろん人にもよりますが)あまり親切でないので事前に細かな仕様教えてくれません。
商品送ってくる箱でも、蓋を開けたらビックリ・・・小さな商品をかなり大きな箱で送ってきます。
ただでさえ送料高くなったのに商品じゃなくて空気を運ぶのにお金払ってる感じです。
こんな所も気遣ってくれれば経費はもっともっと抑えること出来ますが・・・正直 20 数年この仕事してますがあまり改善されないですね。
2022/12/19
ちょうどサイドマーカーランプが 2 種類ありますので比べてみました。
右側はフェラーリ Dino 206/246GT 用、左側はフェラーリ 308 用になります。
もちろん当時物ではなく現在入手出来るリプロ品になります。
これが Dino 206/246GT 用で小さい径のタイプです。
レンズは ALTISSIMO 製 21.1910 です。
メッキリングを含めた直径はおおよそ 26mm です。
ヤフオク 出品中です、当社 通販サイト からでもご購入頂けます。
そしてこちらはフェラーリ 308 (キャブ車、インジェクション車)用になります。
レンズは ALTISSIMO 製 21.2020 です。
メッキリングを含めた直径はおおよそ 37mm です。
ヤフオク 出品中です、当社 通販サイト からでもご購入頂けます。
Dino 用の方が一回り小さいですがこれが正解です。
Dino 246GT Tipo-M/E にはドアを開けた時にドア側にセーフティーランプが付きますがこれはサイドマーカーランプと同じサイズでレンズが赤色になります。
これがレンズが赤色のセーフティーランプです。
こちらも ALTISSIMO 製 21.1910 です。
2 種類のレンズを横から比べてみても違いが良く分かります。
308 用は山型ですが Dino 用は台形ですね。
フェラーリからはほぼこの Dino 用の供給がなく代替品として 308 用が供給されていたせいか国内の Dino には 308 用のランプが付いている車が多いですね。
2022/10/31
今日はフェラーリ Dino 246GT 用にご注文頂きましたコンプリートウォーターポンプがヨーロッパから到着しました。
見た感じ分かると思いますが当時物ではなくリプロ品です。
一応カタログ上では Dino 206GT、Dino 246GT Tipo-L が同じウォーターポンプで Dino 246GT Tipo-M/L が同じウォーターポンプになります。
今回は Dino 246GT Tipo-M/E 用になります。
ハウジングの形状少し違いますね。
何故「一応」と記載しているかと言うと Dino 206/246GT はシリーズが変わる前後で不思議な個体が多いからです。
例えば Tipo-M から Tipo-E に代わる頃の個体では Tipo-E に本来カタログ上では使用されていないはずの Tipo-M のパーツが使用されていたりしちゃうんです。
パーツが余ったから使用したのかは謎ですが(笑)
ですので特に Dino のパーツをお問い合わせ頂く時はとりあえず現在どのパーツが付いているかを確認して頂くこともあります。
エンジン載せ替えてある個体もありますし。
50 年も前に作られたクルマです、現在までに何かしらあっても不思議ではないですので。
2022/10/26
久しぶりに取り寄せました、フェラーリ Dino 246GT 用のデスビキャップ。
当時物の MARELLI 製ではなく現在入手出来るレプリカ品です。
オリジナルは色も違いますね。
まぁこのレプリカ品でも使用には全く問題ないのですが「クラシケ」取得しよう!と思うと厳しいかもしれませんね・・・
クラシケも結構曖昧な感じですので案外何も指摘されなかったりして(笑)
2022/10/21
5 月のミウラ用ピストンに続いて今回は 400GT 2+2 用のピストンを取り寄せました。
と言っても 400GT 2+2 用のピストンはミウラと同じなんです。
現在 400GT 2+2 のパーツ供給を 2 台掛け持ちでやってますのでごちゃ混ぜにならないように気を付けてます。
おまけにミウラとカウンタック LP400 とマセラティ ギブリとフェラーリ 250GT Berlinetta Lusso と Dino 246GT と 1960 年代、1970 年代モデルのパーツ供給が重なってますので探したりするのも結構大変なんです。
当然のことながら簡単に入手出来るパーツは少なく、おまけに現在装着されているパーツがオリジナルかも事前に聞いておかないと後で問題になる場合もあります。
今回も Dino 246GT のワイパーブレードをお問い合わせ頂いておりますが正直ワイパーは違う物が付いてる場合多いです。
ブレードは差し込みタイプのアームが付いている前提で探しますが、稀に U 字フックのタイプに改造されていたり、さらにはまぁまぁ酷い改造されてることもありますので事前に現品の写真頂いたりしてます。
クラシックカーのパーツは探している時間が一番長いです・・・調べものやったり探したりする作業で一日終わる時もあります(笑)